ただの雑記

記録用

2人目面接

入会した所では、配信されてくる紹介書以外にも写真やプロフィールで相手を検索し面接申し込みできるシステムがあります。

登録完了してすぐにそのシステムから申し込みがありました。「引きつり笑顔の私の写真を見て申し込んでくれるなんて奇特な人がいるもんだな(感心)」と思いましたが、かなり条件違いだったので会うかどうかはすごく悩みました。

微妙だなぁ会っても成果ないかもって保留にしていたら、申し込み来てますよ~会ってみませんか~って相談所から電話がかかってきてしまって断りきれず受けてしまいました。



<紹介書外申し受け Bさん>
8歳年上・SE正社員・高卒認定試験合格・年収同じ・実家暮らし


高卒認定試験合格、という学歴に私はすごく引っかかっていて会うのをためらっていました。
なぜかというと中卒や高校中退という方には何かしら家庭の事情があることが多いと考えているからです。片親など経済的に苦しくて教育にお金をかけられない、子供への関心が低い、家族の不仲など色々あると思います。
もしくは、本人の不登校などに起因するのか。

ある程度お互いのバックグラウンドが同じでないと結婚という共同生活を送っていくことは難しいと思うので、相手の学歴は一つの目安にしていました。(大卒・高専卒以上希望)

私は、高校の数学の成績が振るわず私立文系に転んだ組なので(夜のピクニック)他人の学歴をとやかく言える立場ではありません。
それでもBさんの学歴はどうしても引っかかるポイントでした。
ロスジェネ世代でその学歴…今正社員で働けているのは相当努力されたんだとは思うんだけども、どうなんだ?何があったんだ?という不安な気持ちです。

約束の時間15分前に店舗の入っているビルに着きましたが、遠目から「あの人だなBさんは…」という人がビルに入っていくのが目に入り、なぜだか分かりませんが一気に会うのが嫌になりました。

なんか恐怖を感じて本能が拒否してる。会いたくない。あの人と関わっちゃいけないと思う。やっぱり申し受けするんじゃなかった。
目が笑ってないのが怖いのかな?
何が理由か自分でもわからないけど、その時点でもう帰りたい気持ちでいっぱいでした。

でもドタキャンする勇気もないし、Bさんは遠方から来てるし(隣の隣の県から…)しぶしぶ店舗に入り挨拶したら、「Bさんはもういらしてますよ」って言われて、心の中で「ですよね~!泣泣泣」

Bさんがすでに座っている席に案内されて面接スタートです。


はじめまして~今日はよろしくお願いします~って挨拶して席に座ろうとした途端、


Bさん「(私)さん、若いですね」
私(いきなりそれ!?そりゃあなたよりは若いですけど30代なんですが)

Bさん「可愛い…!綺麗です」
私(はぁどうも)

Bさん「スタイルもいいし」
私(not ぽっちゃり but デブ ですけどちゃんと見えてる?ていうか頭のてっぺんから足のつま先まで舐めるように見ないで!胸を凝視するな!)

Bさん「お嬢様みたい」
私(は???)

Bさん「こんな素敵な方と…お会いできて…!もう…!胸がいっぱいです…!!!」
私(きめええええええ胸に両手あてて詰まりながら言わないでえええええ乙女かよおおおおお)


ハハハ…
もう乾いた笑いしか出てこない。私の拒否本能は正常に稼働していたんです。

初対面でスタイルのこと言ってくるのってこういう場ではマナー違反じゃないの?ヤリ目かよ、不快感しかないんですけど。
褒めてるつもりが逆効果だからやめた方がいいですよ。(Bさんには怖くて言えなかったけど)


Bさん「婚活始めてどのくらいですか?今まで何人の人とお会いしましたか?他の人とやりとりしてますか?」

これ聞いて何かメリットあるかね?答え辛いしこれ言われると本当に萎える。同時進行は婚活の基本だし暗黙の了解ってやつじゃないの?
付き合ってるわけじゃないんだし何人とやり取りしてようが私の勝手でしょ。

私「まだ誰にも会ってないです。Bさんが初めてです///」

なんて誰が言うかボケーーー!
本当に理解できない。この質問をして相手がどう思うかとか考えないのかな…


その後は、仕事の話や休みの日や趣味の話など初回っぽい話をしていましたが、ちょいちょい私を見つめては乙女シーンを入れてくるのがもう笑うしかない。


Bさん「こんな素敵な方と…お会いできて…!もう…!胸がいっぱいです…!!!」(前述同様)

これを10回くらい言われました。


私のことが全く見えてないんだろうなぁ。理想と妄想、思い込みで相手を決めつけている。
これは厳しい。

モラハラ夫になる人ってこういう人なんだろうか。それはまた別なのかな。
モラハラは抜きにしてもストーカーになりそうな恐怖感がある。

30分の面接の中でBさんの話は全く頭に入ってこず、トラブルを起こさないように、いかに丁寧にBさんとフェードアウトするかってことばかりが頭を巡ります。

そろそろ30分の面接が終わりそうになり、Bさんからこの後もう少しお話ししませんかと誘われましたが、断らないといけないと思うのに怖くてどう行動するのが正解かわからなくなり、ちょっとだけお茶に行くことにしました。


Bさん「お茶くらいご馳走します。好きなもの頼んでください。お茶だけじゃなくてデザートも大丈夫ですよ!私お金持ちなんで!今は親と同居してますけど、前は一人暮らしもしてたんですよ。今は訳あって実家ですけど。でもそろそろマンションとか買っちゃおうかなーなんて思ってるんですよ!」
私「ソウナンデスカ、スゴイデスネー!(私と同じ年収なのに何言ってんだこいつ…)」


Bさん「これからメールとか電話とかしてもいいですか?また今度お会いしていただけますか?」
私「仕事の予定がまだ分からないので、分かったら連絡しますね。(やばいやばい断らないと…!)」
Bさん「いつでもいいです待ってます!」
私(察してくれーーーー)


Bさん「お別れするの寂しいです。さよならしたくない。明日も会いたい。明後日も会いたい。有給取っていつでも会いに行きますから…!」
私「ハハハ…仕事は大事ですよ〜」





こわい!!!!!




本当に怖かったです。
分かれた後に着いてこられたくなかったので、反対方向の電車に乗るのを確実に見送りましたが、最後まで真顔で凝視されて、もう泣きたかったです。
私はこんな人からしか申し込みされないんだろうかって怖くて怖くて泣

帰りの電車の中で、優しく確実にお断りするメール例文を検索しまくってました。

なんて断ろうと考えている時にBさんからはお礼と今度また会ってくださいとメールがくる。
ヤバイ早く返信しないと…!

今日のお礼とお断り文を考えててなかなか返信できずにいると、Bさんから追撃メールがくる…。

Bさん「他にも会ってる人がいると思うし、これから何人も会うと思うけど自分も候補に入れてください!付き合ってくれたら絶対後悔させない、絶対幸せにするから!」





こわい!!!!!


彼氏でもないのにこんなこと言う人本当にいるんだ…初対面で私の何が分かったんだ…?


Bさんは丁重にお断りいたしましたが、2人目の面接は大変勉強になりました。

いやーしかし、婚活って申し込みされる人が自分相当のレベルだから現実を受け入れろ高望みはするなって言うじゃん…???

現実辛い!!!