ただの雑記

記録用

ローマの休日を見に行ってきました

雪組の公演やちぎみゆの番組とかがレコーダーの容量を圧迫していて大変です。早くBlu-rayに落とさないと…


悲しいことにキンキの番組が少ないから今まではHDD内に残していても全く問題なかったんですよね。夏以降たくさんあるであろう、キンキの露出のためにきれいにします。
(待ってますよ!例年通り年末年始2大ドームだけなら許さない。だって嵐の日程が出て色々不安なんだもん。)

 

ここ数年はリアルタイムでテレビをほとんど見ていません。好きな番組だけ録画して時間のある時に見ています。ヲタクだしHDDレコーダーがない生活って考えられません。

 

普通にテレビで見るのは、出勤前におはよう日本のニュースのみと、帰宅時間が間に合えば少クラと、家にいればブンブブーンを見るだけです。朝のWS芸能ニュースやバラエティ番組も全く見なくなり、流行の芸人さんとか誰が結婚したとか、てんでわからなくなりました。正直分からなくても何も困らないのでこのスタイルでこれからもいきます。

 

今、毎週録画しているのは、少クラ、いたジャン、真夜プリ、スク革、ブンブブーン、真田丸てるてる家族
日々これを消化するのもいっぱいいっぱいな位には、Spiral→ルパン三世→ラ・エスメラルダ→るろ剣→Spiral→ のループで再生しています。
キンキコン2015-2016が発売されたら、ここに加わることでしょう。しばらくキンキと雪組の生活は続きそうです。


さて、ローマの休日を見に行ってきました。
めちゃめちゃかわいくて、穏やかで綺麗な世界で、話は分かってるのに最後メソメソしました。

 

見に行ってからというもの、今日はどんなだったかな?ってレポが楽しみなんですが、ジャニ界隈と違ってレポ文化はあまりないんでしょうか。Twitterでレポをなかなか探せなくてすごくもどかしいです。


そういえば、幕間にスマホに向かって必死にレポを打ってる人とか、メモしてる人とか見かけなかったし、レポで毎公演共有するのはジャニ特有だったのかと、また一つ勉強になりました。

 

文化の違いはたくさんあるけど、それぞれ面白いなと思って違いを楽しんでいます。


ただ、出待ち入り待ちについては、長らくキンキファンをやっている身としては激しく抵抗のある行為で、複雑な気持ちになります。お写真拝見するとかわいい!!!って思っちゃうんですけどね…

 

もともと本人に近づきたいとか私のことを知って欲しいタイプのファンではなくて、遠くから見てニヤニヤしてるのが好きだからっていうのもありますが、ご本人の負担じゃないんだろうかと勘ぐってしまう。ジェンヌさんはそこまでがお仕事なんでしょうけど。

 

オフ時のキンキさんの(特に光一さんの)俺に近づくんじゃねえっていう冷気を数々見てきた系のファンとしては、舞台本番以外も見ちゃうなんてごめんなさい、怒らないでって思う。

 

その昔、ほんと昔、1997年か1998年に建て替え前の旧東京宝塚劇場でジャニの皆さんが公演された時、宝塚方式に倣ってか異例のジャニ公式の入り待ちがあったんですよ。交差点あたりで車を降りて、ファンの皆さんがずらっと沿道に座り並ぶ中、楽屋入口まで歩くっていう。


私はWSで見ただけですけど、あの時の光一さんの「俺はこんなの大嫌いだ!不機嫌です!」っていう冷気の放ちっぷりは今でも忘れられない。
「ヒーーーーwww光ちゃん怒ってるーーーwww」

って母と大笑いしながらも、こわいよこわいよと慄いたもんです。

 

あれから、出待ち入り待ちとかオフを邪魔するのは気持ちのいいものじゃないなという意識が取れずにいます。

 

今書いててふと思ったけど、旧東京宝塚劇場の最後の公演がジャニでよかったんでしょうか。


ジャニヲタで当時子供だった私は何の疑問も持たないどころか、カウントダウンだ~ジャニーズ祭りだ~って見てたけど、宝塚ファンの皆様はたいそうお怒りだったんじゃなかろうかといまさら心配しています。

KinKi Kidsファンが初めて宝塚るろ剣を観に行った話

 

ブログは初めて、ましてや日記なんて子供の頃から書いた試しなどないんですが、初めて宝塚を見たこの興奮を持て余しており、せっかくなので記憶がある内に書き残しておくことにしました。

 

 

宝塚歌劇 雪組公演 浪漫活劇「るろうに剣心」 東京宝塚公演

ばーーーーーーん!

 

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私は根っからのジャニヲタなので、宝塚は敷居が高くて、地上波でもなかなかお目にかかる機会もなく、別世界のように常々感じていて、きっと一生観劇することはないだろうと思っていたのですが、昨秋より小中学生振りに再発したるろ剣熱を持て余し、剣心と薫殿のラブラブが見れるらしいという、薄っすらした情報を知った途端、もう観ずにはいられない…!と高まったので、あっさり1人で初観劇をキメてきました。

 

まずびっくりしたのがマチネが11時開演てこと!!
さすが宝塚!清く正しく美しくでしたっけ?早起きなんて当たり前なのか…と身が引き締まりました。

SHOCKと夜開演のKinKiコンに慣れているとなんて早いんだろうて感じたけど、
 ◆「マチネ」(matinee)はフランス語で朝・午前のこと
あれ?全然早くないんじゃ??他のお芝居とかは11時開演も一般的なんでしょうか…無知すぎる。

 

さて、20数年来のKinKiヲタとして通い慣れたはずの有楽町ですが、今回は日比谷方面で、有楽町駅から帝劇へ行くのと反対出口~というざっくりした認識だけで銀座へ向かってしまうというお約束もやってしまいましたが、恐らく劇場へ行かれるであろう人達の波に乗れ無事到着できました。ほっ。

 

 


東京宝塚劇場について~

 

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着いたぞーーーーーー!

本当は劇場の外観を撮ったり、わ~こんなとこなんだ~っておのぼりさんよろしくやりたかったのに、何でこんなにたくさん人がいるの?って位に日比谷シャンテと劇場の間の道にズラズラっと人がいて、宝塚ルールが分からないジャニヲタはびびって写真を撮れませんでした。

もう開場していたからあれは入り待ちじゃないよね?入り待ち出待ちは皆さん座って並ばれてるて聞いたことある…あれは皆さんただのお待ち合わせなのかしら…ドキドキ…

 

劇場前にもデコラ出して何かの受付?をしてたり、ファンクラブチケット受け取り場所とかいろいろあって、もう訳がわからず、ルール違反したらおっかない!とドキドキだったので、ポスターの写真と入口の写真だけこそこそ撮って即入場しました。

ジャニヲタ新参者の時もルールが分からず、おっかなびっくりだったな~と初心を思い出させてくれました。

 

劇場内は劇場外とは一転。もっと厳かな感じかなと予想していたのですが、観劇グッズのお店やお土産の売店、喫茶コーナーなどあって和気あいあいとした感じで初心者にも優しいです。たぶんビールも売ってた!我慢した!

ふわふわと流されるようにパンフレットは購入したけど、なんと1,000円!安い!!
エコのためパンフだけを買う方には袋は付けていないようなので、A4入るバッグ持っていって良かったです。むき出しで持って帰る羽目になるとこでした。

パンフの中身は、原作者の和月先生のコメントが初めの方にくる辺り、原作ファンに配慮されてる感ありますね。

 

パンフレットで一番驚いたのは、場面ごとに出演されているキャストさんの配役が全て掲載されていること!これすごくないですか?めっちゃ親切!
推しメンという言い方が正しいかわかりませんが、いわゆる役付きキャストさん以外を推している方、応援されている方にとってめっちゃ親切ですよね!?

いつ誰がどこにつくか発表されない、分からない、出たとこ勝負なジャニーズJr.の扱いと全然違います…一緒にするなって話でしょうか、こればかりは宝塚制度が羨ましいです。

 

ロビーなど一通りうろうろした後はやることがなくなってしまったので、もう席に向かったのですが、今回の席は2階A席、2階席だけど4階でしたややこしい。
幕は開いてないけど、オケピで音出ししてるーーーーーーー!!てのにびっくりしました。オケピの中が電気ついてるんだもん。もしかしてフル生オケなのかしらと一気に緊張MAX。

 

緊張していたせいか、パンフは和月先生のコメントしか読み進めることができず、劇場内を撮ってもいいという寛容具合に甘んじて写真を撮ったりしていたら幕がもう開いてしまいまして…

 

 

 

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きたーーーーーーーーーーー!


はあああこれも写真撮っていいんでしょうかとドキドキしながら撮っちゃいました。オケピも見えちゃってるよ?宝塚めっちゃ寛容。客席でごはんやお菓子食べてもいいんだよ、これもびっくりしました。歌舞伎座みたい~

 

今回はるろ剣好きというだけで観に行ったので、キャストの皆さんについての予備知識は一切なく、パンフでお勉強しようと思っていたのに、なんやかんやでそんな時間もなく、雪組トップスターの早霧せいなさんのお名前の読み方すら分からないまま開演を迎えてしまいました。ばかやろう。

 

 

 

~内容について~

 

かなり原作に忠実に脚本はしっかり作りこまれていて、なおかつキャストの皆さんも原作を大切にされて、よく理解された上で演じられているな~というのがすごく印象的でした。そこに宝塚らしい華やかさもプラスされていて、ほんっとに楽しかった!

全体的にテンポがだれることなく次々と引き込まれていくので気持ちよかったです。場面転換が早くてスムーズ!ストレスなしです。原作ファンの方々も観に行ったほうがいいですよ~絶対損しないです!

 

お芝居だけじゃなく歌の中でもストーリーが進んでいくから、2時間半の中で無理やり強引に詰め込んだ感じもなく、すっきりと収まる感じがしました。お芝居自体ももっとお堅くて敷居が高いのかと思ってたけど、くだけた場面やアドリブっぽいのもあって意外でした。皆さんかわいいんだ~

 

歌や曲についても、クラシックベースなのかと思ってたのですが、歌謡曲っぽいというか親しみやすくて耳に残る歌で、それもまた意外でした。
蒼紫さまと御庭番衆の曲はちょっとジャニっぽいパフォできゃあきゃあしちゃう感じで、斎藤一の悪即斬の歌は原作の斎藤一を思い浮かべてちょっと笑ってしまってすみませんでした。

 

いや彩風さんの斎藤一の足の長さは半端なくてめっちゃかっこよかったです…!
映画版斎藤一も足ながーーーいて思ってたけど、彩風さんは比じゃなかった…顔もちっさいし頭身バランスがすごい!同じ人間じゃないよありゃ
牙突も決まってました~

 

あとは舞台装置が豪華です。セットめっちゃ凝っててお金掛かってる感じ(バカ)
二階とかバルコニーがあるセットいいですね…!
はああああああそのまま回っちゃうの~てドキドキしました。

 

弥彦が拍子木叩いて左之助が歌舞伎っぽい見せ場(ああいうのなんて言うんですか?表現貧困すぎる)とか色々盛り込まれてて、普段あまり演劇とか見に行かない人にも広く楽しめる内容でした。

 

 

 


~キャストさんについて~

 

 

ジャニヲタのお前が言うなって感じなのですが、正直なところ宝塚の方は歌はあんまり…という偏見に基づく先入観だったのですが、蓋を開けたら、あれ?上手い…!特に望海さんがめっちゃうまい!!
歌い始めた途端に、なんかめっちゃ上手い人がいらっしゃる…!!て釘付けになりました。男役さんですが、女性らしさのあるきれいな顔をされていて、はぁ~もう素晴らしいです。

 

そして、おそらく咲妃さんは声の調子が良くなかったのかな…ちょっとハスキーぎみだったのですが、これは普段からではないですよね?でもとても魅力的な歌声でした。歌・お芝居・ダンスとすべて秀でた方って印象で、さすがトップ娘役さんです。
かわいく薫殿を演じていて、神谷活心流の歌は剣心・薫殿・弥彦と一緒にめっちゃかわいい。ショーの所ではしなやかで芯のあるダンスをされててかっこよかったです。

 

早霧さんはお芝居とダンス・アクションがすんごい上手!殺陣も腰落ちてるし、刀を止める所とかしっかり動きを止めてて、型もきまっててめっちゃ剣心感がありました。

もう早霧剣心のかわいいことよ…。
原作初期のおとぼけっぽい剣心がたくさん見れて嬉しかったです。めっちゃ無邪気だし薫殿大好きで優しい顔してるけど、過去の抜刀斎との対比もよく表現されていて、はああああもうお上手。
ダンスも一つ一つが丁寧な上に早振りなとこはキレキレで、失礼な発言かもしれませんが女性には全然見えませんでした。もうとにかくかっこいいいいいい。
たぶん歌はちょっと苦手なのかな?でもさすがトップスターさん、オーラも相まってぐいぐい引き込まれます。めちゃめちゃ素敵です…!

 

ショーの所とか、もうキャーキャーもんですよ。ジャニヲタの血が騒いでしょうがないです。

 

オケピも覗けるし、群舞もフォーメーションが見えるから2階席は大好きなんですけど、宝塚は大階段があるってことを忘れていまして、ショーのパートで階段上三分の一位が見えませんでした…

 

くっそ!見えない!なんてこった!今、ババーーーーーーーン!て早霧さんがコウイチばりに出てきてるんじゃないの!?くっそ全然見えない!!これ見逃したらダメなやつじゃん…てちょっとへこみました。
階段真ん中あたりでオラついてるのは見えました、かっこいい…

 

いやーそれにしても、早霧さんと咲妃さんて全ての相性良すぎじゃないですか??歌も声が合わさった時ふわーーーーーーー融合ーーーって感じですし、デュエットダンスの所なんて、お互いのキレっぷりの相乗効果で目が離せませんでした。
あーーーーー今の巻き戻してもっかい見せてええええってなりましたが、他の組のトップコンビさんもこんな感じなんでしょうか。宝塚ってすごい…。
ちぎみゆについてはこれからもっと勉強します。

 

 

 


~観劇を終えて~

 

 

激しくダンスする皆さんを目では追いながらも頭に浮かんできたのは光一さんで、ほんとジャニヲタどうしようもないなって感じだったんですが、早霧さんのサイズ感が光一さんそっくりで(たぶん足は早霧さんのが長い)ショーの時とか、あれコウイチじゃね??って幻覚が見えたりしました。

 

男役の皆さんはわざと太めなシルエットの衣装を着られてるんですよね、あれ。実寸はかなりサイズ似てると思うんだけどな~腰回りとか、どうでしょう。

 

あと、光一さんもあんな濃厚なデュエットダンスやんないかな~ってうっすら考えたけど、あの人男くさいダンスじゃないんだったと即却下になりました。女性と踊っててもなんかさらっとしてるんですよね。

 

コンサートを見ていてもSHOCKを見ていても普段光一さんに男性味を感じることはほぼなくて、でも女性っぽいとか中性っぽいとかでもなくて、割と人間じゃないみたい、この人生きてるのかなって常々思っているんですが、宝塚の皆さんにも同じことを思いました。


人間ぽくない方々が敢えて男くさく、敢えて女性らしくしてる感じで、皆さん芯にあるのは中性という意味ではないニュートラルさ、フラットさで、何にでもなれるという可能性を感じました。

 

なんて言ってみても、結局は、かわいこぶりっこしても清廉さはなくならないし、男くさくしていても全く汚くない所が皆さん最高です。

 

あと3トップさんの羽根はすごかった!あれは本当に存在したんですね。
リアルボク羽根!どんな夢もかなう気がしました。嘘じゃないよ。